ブラン:ベージュ・スタッフブログ
愛知県安城市のゲストハウスウエディング結婚式場

三河安城の結婚式場 ブランベージュのスタッフブログを
ご覧いただきありがとうございます!
本日のブログは宮原が担当いたします。


私事ではありますが、今週末に結婚式に列席します。
この仕事をしていると、新郎新婦が大人になる過程で
価値観に大きく影響を与えた人が友人である事が多いです。
―この人に出会って考えが変わった―
―この人の魅力で集まるグループにいた―
―この人には何でも言える―
―この人がいたから学生時代を楽しく過ごせた―
―ずっと一緒にいて思い出を語るには無くてはならない人―

人にとって「友人」の定義は違うかもしれませんし
定義なんてものはなく
一緒にいて楽しく心許せる人が友人だったりします。

今回僕が列席するのは、長野にある小さな村の中学校まで
一緒に過ごしてきた友達です。
村中の人は知り合いで、放課後どこで何をして
遊んでいたのか、家に帰ると親が誰かから聞き
情報を知っているくらいでした。

高校から別の道を進み
大学で彼は山梨 僕は京都
就職で彼は長野に戻り 僕は愛知県に来ました。
サービス業に就いて約1年経つ頃には
平日休みの僕に、地元の同窓会や飲み会の連絡は
来なくなりました。

就職から12年経つ今。
年末年始やお盆、大型連週明けのになると
必ず、「いつ帰ってくる?」
そんな連絡をくれます。
地元を離れたのは16年前、それでも地元と今の自分を
つなげてくれている存在です。
地元で飲み会があれば旧友との写真を送ってくれます。
今はお互いの仕事があり環境があります。

お互い人生の節目を迎えれば電話をします。
今回お会いする花嫁さんは一度も会ったことがありません。
でも、僕の知らない彼の人生の中で出会い、
かけがえのない相手と思えたのでしょう。

「ちょっと報告あるんだけどさ――――。・・・・・・・」
「ん?なに?彼女できたん?」
「超えたんだわ。大切な人ができたかもしれん」
そんな電話も来ました。

珍しく恥ずかしがる報告の仕方に、こちらまで手に汗を握った事を覚えています。
この時代に結婚式を挙げてくれます。
ゲスト数を20人ぐらい減らしての開催だそうです。
人生にかかわった多くの人達の中から苦渋の決断で
選ばれた僕。心から祝福することは当然。
16年間地元と僕の今を繋げてくれた感謝を込めて
列席してきます。次回のブログの際にふたりの幸せな写真を
掲載できればと思います。