お久しぶりです。調理場の中川です。
今日は、結婚式に使う縁起の良いめでたい
食材たちを紹介します。
まずは王道の・・・「海老」
海老は腰が曲がるまで丈夫という長寿の願いと
赤色は魔よけの色とも言われているから。
そしてこれはもはや定番・・・「鯛」
鯛は、ご存じ(めでたい)。
旨味の宝庫・・・「昆布」
昆布は(よろこぶ)と言う言葉にかけられて。
調理法によって、いろんな食感が楽しめる・・・「蓮根」
孔が空いている事から、遠く見える様に先見性のある願いを込めて。
他にも、蓮根には種が多い事から「多産」と言う意味もあります。
プチプチ食感が命の・・・「数の子」
数の子は、子宝に恵まれます様にと言う願い。
潮の香りがみんな大好き・・・「蛤」
貝殻の大きさや蝶つがいの形がそれぞれ異なり
一度はずすと他の殻とは決して合わない事から。
そして最後に引き出物・・・「鰹節」
鰹節は、鰹を3枚に下ろしたその半身をさらに2枚に
下ろして作られます。
この事から、鰹節には鰹の背側の身で作られる「雄節」と
腹側の身で作られる「雌節」の2種類があります。
この「雄節」、「雌節」が2本ぴったり合わさる形に
なっている事か、結婚式などで使われます。
こういった食材を用いることで
列席するゲストの方たちへの調理場スタッフからの
願いが込められています。
列席する際には是非このめでたい食材たちを
探してみてください!!